豊胸・バストアップで失敗しない為に医師が答えるQ&A

ヒアルロン酸豊胸は、ハイアコープでも硬いしこりができますか?

ヒアルロン酸豊胸後のバストの硬さについて

ハイアコープであっても硬いしこりができる可能性があります。

回答した医師

THE CLINIC
THE CLINIC 院長 中居 弘一

ヒアルロン酸豊胸でしこりができる原因

注入するヒアルロン酸の種類に関わらず、どんな場合にも、人工物であるがゆえのリスクが伴います。 なぜしこりができてしまうのか、その原因を解説いたしましょう。

ヒアルロン酸の質が悪い

バストに注入するヒアルロン酸が粗悪な場合、炎症のリスクが高まります。炎症が起きるとそのまましこりに発展してしまうケースがあるためです。 あまりにも安い価格で提供しているヒアルロン酸豊胸には十分注意しましょう。

ヒアルロン酸の注入量が多い

ヒアルロン酸のバストへの注入量は、1回200cc以下が目安です。 これ以上のヒアルロン酸を注入すると、被膜が厚くなってしまいます。こうなると、ヒアルロン酸が吸収されず、そのかたまりがしこりになってしまうでしょう。

間違った場所への注入

豊胸のヒアルロン酸は通常、乳腺下に注入するのですが、まれに乳腺内や大胸筋内に注入されてしまうケースがあるようです。こうした部分への注入は、炎症を起こしやすく、しこりが瘢痕化することもあります。

体質的にヒアルロン酸が合わない

ヒアルロン酸を注入した際、人工物に対する正常な反応として、体がヒアルロン酸を被膜で覆います。体質によってはこの反応が強く出てしまうため、厚い被膜ができ、やがて硬いしこりになってしまうのです。

ヒアルロン酸の繰り返し注入

繰り返しヒアルロン酸豊胸を行うことでしこりのリスクが高まる可能性があります。この場合、しこりが複数できることもあるでしょう。

そもそも、豊胸で注入するヒアルロン酸は柔らかくない

ヒアルロン酸といえば、一般的に柔らかい物質をイメージされる方が少なくないのですが、豊胸に用いられるヒアルロン酸はハイアコープ、マクロレーン、HAC-40のいずれかで、どれも柔らかいものではありません。効果を長持ちさせるために粒子が大きかったり、濃度が高かったりするので、触感は想像以上に硬いのです。

Hyacorp/ハイアコープ

現在、豊胸で注入するヒアルロン酸といえばハイアコープが主流です。
GALDERMA社が2016年まで製造・販売していたマクロレーンの代替品として出回ったBioScience社の製品で、マクロレーンと同等の触感や持続期間を有しています。 米国食品医薬品局(FDA)の承認は取れていませんが、EU加盟国全ての販売基準を満たしていることを証明するCEマークを取得しています。

豊胸のヒアルロン酸:Hyacorp/ハイアコープ

Macrolane/マクロレーン

2016年までは、豊胸にはこちらのヒアルロン酸を用いているクリニックが多かったです。
米国食品医薬品局(FDA)の承認を受けていて、GALDERMA社が2016年まで製造・販売していました。 ※現在は、製造・販売されておらず、代わりにほとんど同じ成分のハイアコープが出回っています。

豊胸のヒアルロン酸:Macrolane/マクロレーン

HAC-40

40㎎/mlとヒアルロン酸の濃度が高く(ハイアコープやマクロレーンの2倍)、効果の持続性に優れた製品です。EU加盟国全ての販売基準を満たしていることを証明するCEマークを取得しています。

豊胸のヒアルロン酸:HAC-40

その他のヒアルロン酸

その他には、顔の整形に使用するジュビダームビスタウルトラXC・ジュビダームビスタウルトラプラスXC・レスチレンVital Light、膝の治療に使用するヒアロスなどがあります。これらのヒアルロン酸は触感は柔らかいのですが、粒子が細かくすぐに吸収されてしまうため、豊胸には不向きです。

硬いヒアルロン酸を注入すれば、バストも硬くなる

硬いヒアルロン酸を注入すれば、その分バストも硬く仕上がります。特に、日本人の場合、バストの皮膚や組織が薄い方が多いので、ヒアルロン酸の硬さがダイレクトに伝わってしまうのです。

豊胸のヒアルロン酸・しこりは除去ができる

ヒアルロン酸豊胸後に硬さを感じ、除去をご希望される方は少なくありません。
もし、ボリュームが減ってしまうことを心配されているのであれば、ヒアルロン酸除去後に脂肪注入を行うことも可能です。ふっくらと女性らしい、そして柔らかいバストを取り戻すことができます。

宜しければ、こちらの症例をご覧くださいませ。
豊胸ヒアルロン酸除去+脂肪注入豊胸の症例(37歳女性)

ヒアルロン酸豊胸(ハイアコープ)のしこり