豊胸・バストアップで失敗しない為に医師が答えるQ&A

シリコンバッグ豊胸の傷跡はどこにできますか?

シリコンバッグ豊胸の傷跡について

乳房下か脇の下に4㎝ほどの傷跡ができます。

回答した医師

THE CLINIC
THE CLINIC 院長 村田 八千穂

傷跡が残るのはバストか脇下

シリコンバッグ豊胸でできる傷跡

ほとんどの方は、100〜300㏄程度のシリコンバッグをバストに挿入されます。この場合にできる傷跡はだいたい4㎝です。この大きさの傷を乳房下か脇の下につくってバッグを挿入します。

日本人が嫌う乳房下からのバッグ挿入

豊胸大国アメリカでは、アンダーバストに傷をつけてシリコンバッグを挿入するケースは少なくありません。これは傷跡の目立ちにくいためです。肌の色によって傷跡の目立つ・目立たないがあり、色が白ければ白いほど目立ちにくいので、アメリカの白人の方は乳房下を切開することに抵抗がありません。また元々のバストのサイズが大きいので、切開した傷跡にバストがかぶさって傷跡を見えにくくしてくれるのも、彼女たちが乳房下を容易に切開する理由のひとつでしょう。
一方で日本人は、傷跡が目立ちやすい肌の色・傷跡を隠すことができないバストサイズであるため、乳房下を切開することを嫌がる方が多いのです。

脇の下からのバッグ挿入は感染に弱い

脇の下からのバッグ挿入は、感染に弱いというデメリットがあります。挿入口からバストまでの距離が遠いので、どうしても不潔な状態になってしまうためです。
そのため、あえて乳房下からのバッグ挿入を行うクリニックも少なくありません。